忍者ブログ
当サイトはHTML5+css3で作成されており、Internet Explorerでは正しく表示されません。
firefoxOperaの 使用をお勧めします。

2013年度4年白石ゼミ

武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科 2013年度 4年白石ゼミ ゼミ記録と連絡のためのブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024年 04月 25日|comment(-)

卒業研究テーマ発表会の講評 03

白石です.
卒業研究テーマ発表会の講評を掲載します.
C19~K8までの人は以下のとおりです.

--------------------------------------------------------------
 C 19 長井 優衣

先生方の講評を読み解くと,まだ成果の全貌が見えない…といったところでしょうか….ただし,面白そうな作品ができそうな予感は,発表で漂わせていたと思います.デジタルな展開より,アナログな展開の方が面白いような気もするのですが,デジタル処理に頼った方が簡単にできます.装置の制作がメインになるようならば,早めに技術的解決を行う必要があります.9月になってからでは遅いです.実現可能な作品を想定しながら,早い段階で試作を行い,最終的な作品を明確にしていきましょう.

今泉先生より
インスタレーションは、その現象を成り立たせている隠れた関係性を体験者に見いださせる「発見の喜び」をもたらす点に最大の魅力があると思う。そうした意味を実体化する試みとしてください。

森山先生より
<自然ラジオ 天然ラジオ ソラジオ2> 音のない自然現象を音に変換する仕組みを聞きのがしてしまいました。9月の展示で理解したい。

長澤先生より
天気や気候を示す新しいインスタレーションとしての装置を製作するということは想像できる。ただ、自然と連動するものなので、卒展の1月という季節をしっかり考えておいてほしい。どういう装置になるのか、楽しみ。

井口先生より
人間は自然の力を(音だけではなく)五感で感じていると思うので、その点をよくよく考えること。単に風や日差しをセンサーによって感知させたインスタレーション装置を作品化するだけでは、元々のコンセプトとズレが生じるの可能性あり。

井上先生より
ある種の媒体変換ということね。個人的には、その変換後のカタチが「音」だけというのが寂しい感じがしちゃう。ほかにもあればいいのに、と。利用者が選べるといいのになー。

佐藤先生より
環境情報を集めるセンサーと、それを処理して変換し、表現する部分が室内にあるということは、すべて電子情報にして扱うんですよね? 各種の情報をどうやって統合させるのかの、大まかな戦略がまだ見えない。
--------------------------------------------------------------
 C 20 西山 元基

先生方の講評は,全体的に,悪くはない…悪くはないのですが,実際にどのような形になるのかが予測不可能な点で不安要素が大きく,最終成果物の完成度の高さが何より説得力を高めることに直結していると言えます.個人的には椅子というキーワードを発表せず,結果として椅子の形状に近くなったと言った方がいいのかもしれないと思いました.オブジェクトとして見るからに「落ち着かせるもの」にするのではなく,見た目は不安定で弱く見えるものが,座ってみると期待から外れて「落ち着くもの」になった方がそのリラックスさせる驚きに代わるのではないかとも思いました.椅子としての安定感・守られている感じは,予想通りで既存にあるもので解決されているようにも思います.意外な素材と構造で,見た目には予想のつかない安定感を期待します….


今泉先生より
研究テーマシートにあったように「落ち着かせるという機能を果たすモノ」ではなく、落ち着くという「行為」、あるいは落ち着くとカタチを表現するというのは、微妙だが面白そう。しかし、その行為が何らかのモノ=椅子によって支えられており、その椅子をデザインすることが目的だという話の展開はどうかと思う。

森山先生より
<Week point> 最後はインスタレーション(立体)作品となるわけですが、動物のぬいぐるみランドにならないように、調査→作品に飛躍がほしいところ。

長澤先生より
「落ち着く」感、というのは、かなり個人的な感性に依拠するだろうから、展示で一発勝負のようなものではなく、何度か製作する椅子のようなものに座ってもらう実験を通して、所定の想定した「落ち着き」感を実現する試行錯誤をした上でのものでなければならないと思う。

井口先生より 何となく「落ち着く」というテーマと「守る・守られる」ということがストレートに結びつきにくく、それを違和感なくブリッジできるような説明(ロジック)が必要ではないか。もう少し「リラックス」を中間キーワードとして考えてみたら良いのでは?

井上先生より
発表を聞いただけだと、がんばって、としか言えない。出来上がる立体物を体験して、好きか嫌いかで判断するしかないかも。何か、深いとこまで調査した結果とか、何かがあるといいのですが。

佐藤先生より
椅子状の守られるオブジェクト、というものができるのだと理解しました。そのオブジェクトはいったい内側が問題なのか外側が問題なのか、まだ要所がクリアに見えてこない感じです。
--------------------------------------------------------------
 C 21 パク ジホ

20分の映像作品は,ジホ君のことを知らない人はまず最後まで見てくれないように思います.ドキュメント映像の内容を期待させるようなダイジェストムービーを1分から3分程度で作り,その映像も独立して,パネルと一緒に展示できればいいと思います.エンターテイメントの要素と真面目な要素をどのようにミックスさせるかが作品のポイントになりそうです.

今泉先生より
日韓の伝統的な説話を取り上げて、比較してみるのは面白いと思うが、その間に何らかの共通枠を用意しなければ並置しても意味がよくわからないかもしれない。最終的なアウトプットはドキュメンタリー映像になるとのことだが、いまひとつリアルに想像できないのが残念。

森山先生より
<韓・日説話の由来> 韓国のダングン説話と日本のイザナギ・イザナミの比較、百済と日本の密接な関係を示す説話および単語など、興味深いエピソード満載です。ドキュメンタリー映像が形式とベストかどうか。

長澤先生より
説話を事例にした比較文化研究の成果をドキュメンタリー映像で見せるという取り組みだが、朝鮮半島を経由して日本に伝わってきた説話が、日本でどのように変形したか、この取り組みは、朝鮮半島の文化と日本文化との相互関係と差異を再認識する期待すべき取り組みだと思う。あれもこれもというのではなく、最も象徴的な例を取り上げて、インパクトのあるものに仕上げてほしい。

井口先生より
現在の日本人と韓国人の価値観の違いがどのようにあるのかという一般解を引き出すのも大変だと思うのに、またそれらの考えや価値観につながる説話を取り上げてその因果関係を捉えようというのは(限られた時間の中)難しいのではないか。

井上先生より
なんとなく、面白そうな気はします。ただ、展示するときに、細かいとこまで並べると、アップアップしてしまい、ちゃんと見てくれないかも。20分もちょっと長いと思う。2バージョン作り、サマリーバージョンをいつもエンドレスで流し、時間を決めてスタンダードバージョンを流す、というのはどうでしょうか。

佐藤先生より
その国の文化の傾向を神話までさかのぼるというのは、説得力はありますが、都合のいい例だけをあげてこじつけたような印象を持たれないように、十分に注意して扱う必要があると思います。
--------------------------------------------------------------
 D 2 石松 夏実

先生方の講評は,全体的に,好印象です.デ情の卒業研究として,スタンダードな内容だと言えます.展示でどこまで面白がってもらえるかがポイントです.リサーチ内容も成果発表もエンターテイメントの要素を含みつつ,真面目なアプローチをしている点は,とてもよいと思います.このまま,テンションを下げずに研究・制作を進めてきましょう.

今泉先生より
プレゼンを聞いていると、もっと適したタイトルとサブタイトルがあるように思う。メガネのデザインはそれを使う人のイメージを大きく変える、という理解から、二次元キャラクターと三次元の人物が眼鏡をかけた際のそれぞれのイメージの比較……もう少し落ち着いた展開も考えられるのではないか。

森山先生より
<着せキャラメガネ> 作業は4段階。調べる、つくる、アンケート、冊子づくり。「こういう風に見られたい」像を体現するのがメガネ。メガネを自作するには簡単な方法があるようですが、ユーザーの判断はかなりシビアーでしょうから、製作するメガネの精度は大丈夫でしょうか。

長澤先生より
アニメの眼鏡キャラクターの調査をベースにしているので、山ほどの種類が続々と登場している眼鏡のタイプからの選択は、ある程度絞り込めるだろうとは想像できるのだが、アニメをベースにするとなると、かないザックリした形態の眼鏡になるのではないか。眼鏡ファッションのガイドブックのようなものなのか?

井口先生より
アニメや漫画におけるキャラクターデザインの一環としてのメガネの記号性と現実のファッションやイメージづくりにおけるメガネ選びは、まずはそのレイヤーが違うものと仮説立ててリサーチした方が良いと思う。あまり短絡的にやりすぎるとデザイン研究としては陳腐なものとなってしまう可能性あり。

井上先生より
内容から考えるに、やっぱりバーチャルな空間に持っていった方が、よりフィットするのでは、と思いました。見る人も、楽に体験できるし、2D、3Dを意識せずに扱えるし。考え方の方向性は、面白いと思います。

佐藤先生より
めがねを使った積極的なイメージコントロールの研究と理解しました。展示案の「説明」の位置が低過ぎです。「雑誌風の冊子」のタイトルは?
--------------------------------------------------------------
 D 4 岩上 知世

岩上さんがどの程度グラフィック作品の表現力を持っているか…把握できずに4年ゼミをスルーしてしまっているので,個人的には何とも言えません.先生方の講評と私の受けた印象もほとんど同様なので,他の先生のアドバイスをよく理解して,今後の研究制作につなげてほしいと思います.
表現で勝負する場合は,とにかく試作と講評を繰り返すことです.9月の卒業制作研究ゼミでは試作を披露し,講評を受けるようにしてください.このままだと,単にやりたいことを雰囲気で伝えることはできるが,実際に作ってみると残念なものになりかねません.

今泉先生より
説明がまだ混乱している。もう少しストレートにアウトプットに結びつく言葉や技術を探してみて、自分の考えを確実な言い回しで表現するところから始めた方がよい。この状態で相談をもちかけられても、古堅先生も困ると思う。

森山先生より
<細胞 生命の可能性> イタリア・ルミネックス社開発の照明に関心があります。それを一例として素材探しが進んでいるようですが、「細胞」はほんとに説得力をもつモチーフになりえるのでしょうか。あるいは細胞にこだわらなくてもいいかもしれません。

長澤先生より
照明として機能する「細胞」というが、光る細胞を持った動物に想を得て、人工的に似たイメージを先端素材を活用して作品化するという試みなので、いかにその発光効果が出せるかがカギだろう。早めに、デジタル技術などをマスターし、同時に素材実験などして可能性をチェックしないと、その先に進めないので、注意のこと。

井口先生より
ある研究段階まで、頭の中にある細胞イメージとそれを作品として実現するイメージを別々に検討して交錯させないように注意した方が良いと思う。すでにいろいろな作品例や技術を見過ぎていて、主テーマである細胞イメージ追究から離れかけているように感じる。

井上先生より
「平面構成」じゃなくて、「立体」だったのでは、と思いました。だって、もともと細胞は平面にはそぐわないのだから。そうしないと、「照明」という効果がうまく表現できないのではないか、と思います。

佐藤先生より
新しいデバイスに全面的に期待するのではなく、自分が手に入れやすい素材で、最大限の効果を引き出すことが肝要だと思います。技術より表現!
--------------------------------------------------------------
 D 12 佐藤 未麻

先生方の講評は,全体的に,やや好印象ですが,まだ現実的にどうのような計画で進め,どのような成果ができるか不明瞭な点が多いです.それも,テーマを練る時間が短かったため,しょうがないと思います.ただ,面白いモチーフを見つけてきたことは確かです.スタンプにするのが妥当かどうかはまだ決めなくていいと思います.まずは,ウミウシ研究とその効果的な作品展開を検討していきましょう.

今泉先生より
「フリーダムでクレイジー」なものをスタンプにする際、最も重要なポイントは何なのか。他の人には不可能な、卒業研究に値する質および量の作品を、インパクトのあるカタチで展示することを期待します。

森山先生より
<ウミウシさん> “フリーダムでクレージー”だというウミウシ(海の妖精)、私にとっては未知です。スタンプウミウシ、みたいものです。「赤のスタンプ」という説明があったきりですが、色彩はどうなるのでしょうか。

長澤先生より
ウミウシのスタンプを製作するというだけでは、卒研としては物足りない。重要なことは、「ウミウシ大全」のような独自の研究資料をまとめ、どのようにスタンプ用にパーツを分類するかについての研究なのではないか、と思う。単なるスタンプ製作に終わらないようにしてほしい。

井口先生より
とにかく出来上がる作品の出来次第というパターンなので、早めに作品づくりに着手しその完成度をあげていくことが先決。

井上先生より
まぁ、楽しいのはいいのですが、今回の卒研でこれをやることの意義を考えてみて欲しい。少なくとも、見に来た人が、見る前と見た後で、何がどのようにかわるのか、みたいな。ひとりよがりにならないように。

佐藤先生より
制作の核心となりそうな、スタンプにおける工夫が示されていないのですが、ごくふつうのスタンプでウミウシ的なるものを引き出すにはどうするんでしょう。色ですか?
--------------------------------------------------------------
 D 15 戸田 襟香

4年ゼミにほとんど出席していないため,いきなり混乱しているようなテーマ発表になっているような気がしてなりません.ただし,他の先生方の印象は,良いので,発表は成功したともいます.まずは試作を重ね,9月の授業にのぞんでください.

今泉先生より
タイトルと内容がミスマッチな気がする。このことが示すように、企画の説明もまとまりに欠けていろんな方向をチラ見しているように思う。もっとストレートに、深海生物をアクセサリーにする際に必要不可欠な要素は何なのかを明らかにしたうえで、その狙いが見事達成されたことを実物で示してください。

森山先生より
<海中時計> モチーフは深海生物ですから、懐中時計仕様の樹脂アクセサリーとして展開するのは、非常にいいアイディアだと思います。モノもスペースも、冬の深海を思わせる神秘を達成してください。

長澤先生より
深海生物をモチーフにしたアクセサリー(懐中時計)の製作とのことだが、この種のオブジェの製作は、完成度がとても重要だ。モチーフはすべて水族館等の資料画像によるものだろうから、オブジェは精緻に作り込んで、可能な限り、時計としても使える実機能搭載のものにすべきだ。

井口先生より
深海生物をモチーフにした作品づくりにおいて、その独特のフォルムを最大限生かすためには(海中時計に絡めることは考えずに)アクセサリー単体で多くのアイテムをつくる方が展示効果としてもいいのではないか。

井上先生より
良いも悪いもないので、やりつくして、と応援するしかないか。個人的に気になったのは、なんで懐中時計枠を制限にしたのか、という点です。樹脂をつかうとすると、ちょっと大変なんじゃないか、と。

佐藤先生より
「懐中時計風のセッティング枠」ってのは既成のものですか? もしこのパーツがありものだと、作品が趣味的というか、カルチャーセンター的な制作物に見えるのですよ。どうしてディープアクアリウムの覗き窓をそのままアクセサリー化しないのですか?そこがオリジナリティのキーになるところなのに。
--------------------------------------------------------------
 D 21 森山 ひかる

先生方には,制作内容の主旨と面白さが伝わっていません.残念です.プレゼンテーションでは,先生方が注目するキーワードと文脈,そして,その発表内容と成果物との相互関連性がマッチングされていないと悪い印象になります.個人的には立体仕掛けオブジェになると期待しています.夏期休業中に試作を重ね,その成果を9月の授業に持参できるよう準備を進めていきましょう.

今泉先生より
配布された資料とスライドの言い回しが違ってないか? 殺人現場は陰惨なだけなのではないか。複数の視点から覗きこむことで、不思議な奥行きを感じさせ、解決をもたらすためにはかなり計算された工夫が必要だと思う。最終展示が悲惨な結果に終わらないように、プロセスドキュメントにも注目したい。着実に制作していってください。

森山先生より
<殺人現場のパノラマボックス> 小説のストーリーを文字を使わずにパノラマとして制作する。これは計画はできますが、実際にのぞき手にとってはストーリーは浮かびにくい。絵・空間とストーリー・言語には、補完機能こそあれ、空間だけでは物語は成立しにくいでしょう。「聖書」ほど既知でなければ。

長澤先生より
「パノラマボックス」の効果がどのようなものか、いまいち想像できないのだが、想定するボックスの意図が効果的に体験できるようなものになることを期待している。実際には、3D映像などのほうがリアリティがあるだろうから、「パノラマボックス」を使うことの意味の強化を仕組むべきだろう。

井口先生より
不気味な世界やハラハラ・ドキドキのシーン展開を覗き見ることを想定した時、案外パノラマよりもデジタル的・断片的に見る方が臨場感を高める効果があるのではないかとも思ったりするので、いろいろ試しながら進めてほしい。

井上先生より
「パノラマボックスを覗く」という行為から、「ストーリーをひも解く」ことになれるのかどうか、が勝負でしょうか。うまくやらないと、「小さなおもしろそうなものをつくったのねー」という単純な感想しか得られないかもしれないから。

佐藤先生より
これって設定次第ですね。ミステリー小説の中の殺人現場をネタにするのは楽しめるかもしれませんが、たとえば日常の新聞に載っているような最近の殺人事件だったらシャレになりません。したがって、タイトルは再考したほうがよくないですか?
--------------------------------------------------------------
 K 6 前澤 友理恵

すべては完成度にかかっています.完成度を上げるための制作プロセスの工夫もアピールポイントとして重要だと思われます.サンプル作品の制作を進め,徐々に完成度を高めていく手法をとりましょう.

今泉先生より
手描きの精密着彩のすごさを表すのであれば、通常のサイズにするのではなく、数倍から数十倍のサイズとするなど、なんらかの工夫を求めたい。

森山先生より
<2.5次元チョウ標本> 手描きの標本、完成度が生命線ですね。イラストや写真による半立体標本はすでに店頭にありますよね。異なる魅力を期待します。
長澤 細密着彩で半立体のチョウの模型を作るというので、もうこれはしっかり精緻に作品製作してもらうしかない。とにかく本物のチョウと見紛うくらいの精度を期待している。

井口先生より
チョウの標本を細密着彩による錯覚によって、立体化した標本にしようという研究内容には期待が持てる。これが想定通りの作品にできれば、応用範囲も広がると思うので精度の高い作品づくりに専念してほしい。

井上先生より
展示の方法は、ちょっと面白いかも、と思いました。「裏から見たら紙と~」ではなく、表からも裏からも蝶で、別のところで種明かしをする、というのでもいいかも、と思いました。まぁ、一番のポイントは、クオリティですね。期待してます。

佐藤先生より
【遅刻】どういう蝶を何種類作るのか、プランがあいまい。どんな紙を使うのか、何で描くのかをはじめとして、さまざまな要素にこだわりが発揮できるはずだが、それが全く述べられていないところが心配。
--------------------------------------------------------------
 K 8 森田 倫加

先生方から予想以上に高い評価を得ています.地道に書籍の記事になる材料を揃え,その量で最終的に説得力の高い完成度になることを期待します.このテーマは出来上がるとかなりヒットすると思います.テンションを下げずに完成させましょう.

今泉先生より
「ナンセンスカタカナ辞典」も作り方によっては、ベタなだじゃれ辞典になりそう。本当の意味の記述のチューニングが狂っていると本当に悲惨なことになるので注意が必要。卒業研究にふさわしい質および量の作品としてもらいたい。

森山先生より
<ナンセンスカタカナ辞典> ナンセンス言葉はダジャレじゃない。そんな固いことをいわずに<おばかさん回答>も含めて、辞典と呼びうる数を集めてみてください。外来・カタカナ言葉に限るのは正解ですが、量が質に転じるかもしれません。

長澤先生より
「ナンセンス・カタカナ辞典」だとすれば、とにかく抱腹絶倒、ユーモアとナンセンスギャグ満載の、市販要請がくるほどの面白いものにして欲しい。

井口先生より
ナンセンスなカタカナ事典(辞典)といいながら、本当の意味にも触れられて為にもなる辞典という二重コンセプトをどう実現できるかがポイント。それを諦めるならば、誰もが吹き出す弾けた面白事典を目指してほしい。

井上先生より
「三篇」という点は面白い。今の立場から考えて、スタンダードだけど、良い分け方ですね。ただ、ナンセンスをがきっかけとなる人とならない人がいるだけに、諸手をあげて賛成はできないところが気になる点です。

佐藤先生より
なんだそりゃ、と思ったけど、オヤジギャグ的な存在感はあります。すでに知っている人に向けた本なのか、これを使ってカタカナ語を勉強しようとする人向けなのか、あるいはそれを装ったネタ本なのか。面白そうなのでしっかり作ってください。
--------------------------------------------------------------

拍手[0回]

PR

コメント

Commentを書く

name
URL
Subject
Comment
pass     非公開(管理人のみ閲覧可)にする
↑page top↑