立体本の開く仕組みについての実験の様子です。
それから、紙以外の素材で使えそうな物や、飛び出す以外の仕掛けを考えています。
以下、つづきからどうぞ。
[1回]
ココから続き
■飛び出す仕掛けについて
中央に光源を入れるため、本を閉じる時も開いた状態の時も光源にぶつからないような仕掛けを考えています。そうしてくると、いくつかの種類に絞られてきます。
①これまで作った仕掛けと同じ方法で、木を題材に作りました。

②王冠型です。これは、四方の壁に照らすと大きさが変わり臨場感のある陰になります。

③光源を覆う形となる家です。本は家の形ですが、壁に映る影は窓やドアなどで、家の中にいるような感覚になります。

④アーチ状の仕掛けです。これは、陰としてはキレイに映りませんでした。別のアイデア次第で使えそうな仕掛けではあります。
■仕掛けについて
飛び出す仕掛け以外に、手で引っ張ったりして動かすような仕掛けも作ろうと思っていました。ですがゼミの時に、その仕掛けを動かす手元と、陰の映った壁というメインが2つの視点になるというご意見をもらい、確かにそうだなぁと考え直しました。

今考えているのは、こうした毛糸やテグスを付けて、飛び出す仕掛けにぶら下げる方法です。本を開いた時の衝撃を利用して、ブラブラと揺れる様子を作れるかなと思いました。まだまだ考え中な所です。
■素材について
紙以外の題材では、レース、アップリケ、ペーパーナプキン、毛糸などが使えそうです。折り畳んだ状態や開いた状態で、紙に痕をつけたり傷を付けない様な題材を考えています。
■物語について
これが、苦しんでます…。
はっきりとした起承転結にはしたくないのですが、物語の基盤となるものですら、どうしようか悩み中です…。
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