▼折込チラシについてと歴史
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ココから続き
<折込チラシ>
チラシを大きく分けた際に、配布するもの・提示するもの・置き場を利用するものがあり新聞や雑誌に挟みこむ折込チラシは配布するものに分けられる。
世界最古のチラシは、古代エジプトの首都テーベでまかれたパピルス紙を使ったチラシ広告は、現在、大英博物館に保存されている。日本の折込チラシの歴史は日常生活で一番身近な広告として親しまれている新聞折込広告の歴史は新聞が発行される前の江戸時代まで逆上り、江戸時代では「引札」と呼ばれ商売の売り出しや開店時に使われたり、薬・化粧品などの宣伝に広く利用されていた。(「引札」の「引く」は引き付けるあるいは配布するという意味からきており、 「客を引く札」あるいは「広く配る札」のこと)
看板やのれんなどの動かない広告と違い、一歩進んだ宣伝方法ということで普及した。江戸時代には 「びら」「絵びら」と呼ばれたものもありましたが、引札と違って現在のポスター的な役割をしており、「引札」は配るだけではなく、貼ったり、特定の相 手を対象に、今で言うダイレクトメールや商品カタログのような使い方もされていた。
参考文献:増田太次郎著「引札絵ビラ風俗史」
<参考資料>
購入できるものは購入する予定
「売れる!チラシのデザインルール」
「チラシデザイン講座」
「当たる船井流チラシ大全科」
「チラシベスト」
「LEAFLET STRATEGY チラシ戦略」
「四季の折込デザイン大全集」
「厳選!全国折込チラシ大全集」
「チラシ広告 考え方/つくり方」
「折込チラシ活用マニュアル」
「チラシ広告12ヶ月」
「目をひく! 読ませる! チラシデザイン」
「食品折込チラシ366日の販売戦略」
<各国の折込チラシの有無>
・アメリカ◯
・フランス×
・イタリア△(新聞に入っているわけではなく宣伝広告がポストに投函されることが多い。新聞配達のシステムがない?)
・イギリス 新聞が3階層にわかれている(① Broadsheets ② Middle-market ③ Tabloids )
・ドイツ△(週に1回程度チラシをまとめたものがポストに投函される)
・オーストラリア△(日曜の新聞に入る)
中国、シンガポール、マレーシア×(フリーペーパーにチラシが挟まっている)
ヨーロッパもフリーペーパー中心
全世界で見ても毎日のように折込チラシが入っているのは日本だけのよう
<ネット記事>
消費者アンケートからみる折込チラシ広告折込チラシ広告の明日(2012年/J-NOA調べ)チラシは大きいものになると新聞4ページ大のものもあり、豊富な情報を送り出すことができる。昔は「引き札」といわれたチラシ、1683(天和3)年に日本橋駿河町に開店した越後屋(現在の三越)が配布した「呉服物現金安値無掛値」という引き札は、江戸市中全戸に配布したというから、その数おそらく5万~8万枚、売り上げは前月比60%増といわれる。むろん当時は新聞などなく、最大のマス・メディアだった。
新聞にチラシが本格的に折り込まれるようになったのは、大正時代。新聞取次業の北隆館に勤務していた斎藤岩次郎が、当時は医者や映画館のビラが折り込まれる程度だったところに、ある時8万~10万枚という大量の出稿依頼があったことに着目、メディア化に取り組んだ。浅草の常磐座や銀座木村屋、日活などを開拓、今から91年前の1922(大正11)年、社内に折込広告部を立ち上げた。
そして翌年、独立。「折込広告社」(現オリコム・オリコミサービス)を創業した。ちなみに、北隆館は「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎の「牧野新日本植物図鑑」を発行する現存の会社だ。
ちなみに、各家庭に配布されるチラシの枚数は、昨年12月の首都圏では平均510・2枚、そのうちの45・5%が「廉売(値引き)」のお知らせ。折り込まれるのは金~土曜日が全体の40%を占める。
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▼制作物、展示について
<制作物>
・冊子4冊(折込チラシの情報、スーパーのチラシ解剖結果、不動産のチラシ解剖結果、電気屋のチラシ解剖結果)
・解剖結果のグラフィックパネルx3
<展示>
デザインの解剖のようなイメージですが、カラーチラシを使うのでごちゃごちゃにならないかが心配です。
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▼進行状況
視点は消費者よりも制作側に合わせ、どのように作られどうのような素材を使っているのかなどのチラシの謎を解明するイメージです。なので、購買意欲をそそる…などの視覚的効果については詳しく調べずにデザインを中心に調べて行きます。
チラシを作っている会社などには未だアプローチをしていません。
ゼミに出れず すみません。来週は出ます。
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